お披露目が終わってひと段落かと思いきや、ケイトたちを襲う新たな危機……? (※アイキャッチ画像のキャラの登場回は10話(前回)です)
週刊ヤングジャンプにて連載中の「シャドーハウス」(ソウマトウ)アニメ第11話! アニメオリジナル展開に目が離せない。
アニメキャプチャの代わりに毎話イラスト付きでシャドーハウスアニメを語るブログ。今回も、感想とアニメオリジナル展開についての考察、放送応援ファンアートを掲載する。
!注意!ここから、アニメ11話、原作4〜5巻のネタバレが含まれています。
第十一話「黒い飲み物」
あらすじ
黒い飲み物によって変わってしまったエミリコ。元のエミリコに治す方法を調べるため、ケイトはエミリコの「考えないノート」からヒントを探す。
「水を飲ませる」ことで自分を取り戻したエミリコ。ケイトは、生き人形が本当は人間であることを明かす。そして、シャドーハウスはシャドーにとっても人間にとっても牢獄だと語るのだった。
その頃、3階のシャドーであるドロシーとライアンが「顔」を出し、汽車でシャドーハウス周辺の村を訪れていた。
エミリコの危機に団結する同期たち。そこにはあの方の姿も……
ケイト様に引き続き、今度はエミリコが囚われてしまった。同期が団結に至るまでの経緯が面白い。
ハサミの件でオレンジと花の借りは返したとはいえ、エミリコ本人に好意を持つパトリック様は断る理由がない。
ルイーズ様はエミリコの名前すら覚えていないという徹底した無関心っぷり(「ふーん、変な名前」ってまた言ってるのも話聞いてない人あるある)だが、まさかのエドワード嫌いで一致して協力してくれる流れは笑う。
ジョン様はケイト様の窮地というだけで十分助ける理由になるだろうに、「お披露目で生き人形に助けられたのだから、今度は俺たちが恩返しする番」という動機付けを語るのが熱い。
エミリコとショーンがキツい治療で自己を取り戻した一方、洗脳されっぱなしのリッキーとルウ。せっかくの「最高の笑顔!」も濁った目では台無しだ。
最終回までグルグルお目目のままとは考えづらいので、この二人にも一悶着あるはず。何となく、この二人が元に戻る時は、お影様とのやりとりというより、お互いの絆がキーになりそうな予感がする。
そして、最後にチラッと部屋の中を走るモーフが映ったのが見えただろうか? あの子も、同期と関わりの深いキャラクターのはず……。
エドワード(?)陣営の目的は? ケイト様はどうカタを付けるのか?
アニメは敵がエドワードという「中ボス」に設定されたことで、同期が団結する明確な理由ができた。
しかし、エドワード側の目的がわからない。わざわざバレバレの変装(?)をして、自らエミリコを連れ去りに来るとはずいぶんアグレッシブだ。それこそ、顔の見えない人形にやらせれば良いものを……
むしろ、「エミリコを攫ったのはエドワード」というのがミスリードの可能性はないか? その根拠はこの先の予想になってしまうので、別ページで述べる。
→「エミリコを攫ったのはエドワード」がミスリードの根拠と展開予想
いずれにしても、誘拐騒ぎの目的は何なのだろう。
ケイト様は「ケイトがシャドーハウスに忠実な存在か確かめようとしている」と言っていたが、ハウスのルールに従うなら、「顔」を失ったシャドーは一人で部屋から出られないはず。
ケイト様が行動を起こせばそれだけでアウトだが、行動を起こさず大人しくしていれば(=淡々とルールに従っていれば)、エドワードとて何も手を出せないのでは。
逆に、何も問題を起こしていないのに、お披露目で合格にした生き人形に危害を加えたとなると、エドワードとて管理責任を問われそうだ。
ケイト様がエミリコを心配する気持ちを利用し、「ケイトは必ず動く」と踏んでいるのかもしれない。ケイト様側は慎重になった方が良いように思うが……。
エミリコとショーンの荒治療。目の光を取り戻した二人が美しい……
エミリコは水責めで、ショーンは拳でという違いはあるものの、あれはどちらも「飲んだすすを吐かせる」という治療。
ショーンが殴られて血を吐く前に、一度黒いものを吐いている。あれが彼を洗脳していたすすだろう。
エミリコはともかく、ジョン様とショーンの殴り合いはちょっと急展開だった感じは否めない。
原作では「シャドーは生き人形に影響されやすい」という設定ありきで、「黒い飲み物は生き人形にしか効かない」→生き人形を洗脳→シャドーを洗脳という手法が成り立っていた。
だからこそ、「洗脳されたショーンからの影響をケイト様への想いで振り切りつつの、ジョン様の愛の鉄拳」という展開が活きてきたのだが、その辺りは原作で楽しみたい。
ところで、前話の耳打ちが「婚約のことを考えてくれるなら、ジョンの部屋に来てくれ」だと明かされたわけだが、ジョン様は好きな女子を個室に呼んでどうするつもりだったのだろう? 大胆すぎないか?
11話放送記念イラスト(ファンアート)はこちら。Twitterに投稿したものの全体図&やや原作寄りアレンジ版。

この二人は11話には登場しないので、期せずしてアイキャッチ詐欺になってしまった。原作ではこのあたりから深く関わることになる美しい先輩の一対。今回アニオリ展開になって出番を失ってしまったけど、いつかアニメで舞い踊る姿を見せてくれることを期待して。
展開の読めない次回。ラスト2話で何を見せてくれるのか楽しみだ。
→アニメ「シャドーハウス」第12話感想・考察へ
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