週刊ヤングジャンプにて連載中の「シャドーハウス」(ソウマトウ)アニメ第2話が放映!
アニメキャプチャの代わりに毎話イラスト付きでシャドーハウスアニメを語るブログ。今回も、感想とアニメオリジナル展開についての考察、放送応援ファンアートを掲載する。
ミア、ローズマリー、ルウ、ラムなど生き人形たちが登場し、世界がすこしだけ広がった2話。ミアのシャドーであるサラ様の登場で、「シャドーと生き人形」の本質が見え隠れ……
!注意!ここから、アニメ2話、原作一〜二巻のネタバレが含まれています。
第二話「部屋の外には」
あらすじ
今日はエミリコにとって初めての、「部屋の外」の掃除の日。同じ班のおしゃべりなミアが迎えに来てくれて、班長のおっとりしたローズマリー、無口なルウと合流する。
「掃除をすればすすがつもる、すすがつもれば掃除ができる」--私たちは恵まれている、というミアたち。
外掃除から戻ったエミリコは、ケイトの部屋を掃除している最中、誤って黒い布人形を濡らしてしまう。それはケイトの大切な人形だった。「あなたには大切なものがないからわからないでしょう」とケイトを激怒させてしまう。
ほのぼの(?)1話から一転、あらゆるシーンが不穏すぎる!
アニメで歌われた「お掃除の歌」。漫画版でもあったけど、歌詞が追加されてよりヤバさが増している。「余計なことは考えない」が強調され、思考停止ソングに……
廊下でラムとすれ違ったり、背景にショーンとリッキーが映っていたりするのはアニメオリジナル。アニメでは、お披露目前から同期との関係がしっかり描かれそう。
パンちゃん登場の経緯は少し端折られている。「すす取りの間」をケイトが試し、羽織っていたケープを破いてしまう。それをもらったエミリコが、生地を再利用して使ったのがパンちゃんだ。
「大切なものを使って作ったから大切にする」という気持ちは、アニメでは後で説明されるのかな。
残念だったのはミアとの出会い。アニメでは大掃除の日にいきなり迎えに来てたけど、漫画版ではその前に、窓からお互い顔を出して挨拶するかわいらしいシーンが存在する。
今後アニメでどう描かれるかまだ分からないけど、漫画版(特に初期)のミアは積極的にエミリコを気にかけてくれたり、よく笑う世話焼きの良い子だった。
ED後の追加シーン:サラ様に部屋を荒らされたミアのシーンは、漫画版ではもう少し後に出てくる。エミリコとミアが交換文通をしていたことがサラ様にバレ、エミリコの手作りミア人形がズタズタにされている場面だ。
それに気づいた時のミアも、直前にエミリコとおしゃべりしてニコニコ楽しく帰ってきたところからのハイライト消失、無表情だったので落差が大きかった。
少なくとも、そこまではミアとエミリコの関係は良好で、そのシーン後に続く「サラ様のキツい指導」でミアがよそよそしくなっていく……というのが漫画版の流れ。
ミア推しとしては気になる変更ではあるが、その分同期との関係を濃厚に描いてくれると良いな。
サラ・ミアとケイト・エミリコの対比シーンは不気味。
独立した個人として(我々の世界観ではごく常識的に)ふるまうエミリコと、ふたりでひとつの生物のように、サラの「顔」に徹するミア。
シャドーハウスの世界観では、「シャドー」はサラなのに、ミアの方がまるで影武者だ。外見と労働を主人に提供するだけの存在。
ほぼ無言のケイト様は何を思っていたのか。「シャドーは顔を選べない」と言っていたけど。
お披露目前にシャドーとともに部屋の外に出るのはルール違反で、それを「告げ口しない」と言ってくれるサラ様もある種義理堅いところはあるが、それにしてもあんなにいびることはなかろう……
ちなみに、「生き人形」は「顔」としてふるまうものというのは、エミリコの部屋に貼られたあの膨大な「説明書」に書いてあるだけなのだろうか?
説明は膨大なマニュアルのみで、ルール違反したら上司にめっちゃ怒られる職場(給与はパン一個。)シャドーハウスのメイド難易度、鬼畜。
第二話記念イラスト(ファンアート)はこちら。今回もTwitterにアップしたものの全景バージョン。
「サラの優秀な生き人形」として・「顔」として正しいふるまいを強制されてはいるけど、ミアの本質は明るい世話焼きお姉さんだと思ってます。そんなミアの応援イラスト。

エミリコの世界が広がり、謎の深まった2話。3話の展開も楽しみ!
→アニメ「シャドーハウス」第3話感想・考察へ
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